【開催レポート】第13回エンゲージメント研究会『エンゲージメントを高める 戦闘型チームビルディングゲーム』

第13回JEA研究会の開催報告をさせていただきます。

今回は【戦闘型チームビルディングゲーム】にて研修を展開する株式会社K-7北村さまに登壇いただき、エンゲージメント向上につながる艦隊戦ゲームを体験しました。

オンラインで実施できるゲーム研修ということで、参加いただいた方からは開始前からとても楽しみにされている雰囲気が伝わってきました。

なぜ戦闘型チームビルディングなのか?

北村さんが会社を作るきっかけとなったのは、高校生の時に【レーザータグ(レーザー銃で打ち合うアクティビティ)】を体験し、多国籍の人が言葉が通じない中でコミュニケーションをとって戦っていくことのプロセスに面白さを感じたことからとのことでした。
起業のために自衛隊に入隊したという北村さんの本気度に会場はさらに引き込まれていきました。

自衛隊では、年齢も背景も全く異なる人達が、上官命令でチームを組まされます。
そこで過酷な訓練が行われますが、極限状態だからこそメンバーのことを深く知れたり、仲間のための行動がみえたりするので、この仕組みは企業でもチームビルディングに活かせるのではないかと考え、いまのプログラムを作られたそうです。

オンライン艦隊戦ゲームのスタート

本来はレーザータグを通して学びますが、今回は北村さん開発の【オンライン艦隊戦ゲーム】を体験しました。
参加者を2チームに分け、オンライン上のマス目に示された軍艦、戦艦、潜水艦、空母のコマを動かし、敵の陣地を奪い取るというものです。ゲーム経験のない方もいる中でどのように進めていけるのか、みなさんワクワクしながらゲームが開始されました。

家庭用ビデオゲームとどう違うか?

画面上のコマを動かしていく形式のゲームには、家庭用ビデオゲームにも似た部分がありますが、艦隊戦ゲームはその場にいる複数のメンバーで戦略を練り、敵チームも臨機応変に対応します。リアルタイムで変わっていく戦況の中で、時には個人が責任を持って、素早く決断しなければならないので、参加された方はまさにOODAループを体感することができたようです。
また、終了後は、両チームとも『○○さんの読みが当たってたね笑』『結果みたら僕の判断が間違ってましたね笑』など言い合い、メンバー間で配慮や理解する姿がみえました。

OODAループとは?

最後に、北村さんからOODAループについての解説をしていただきました。

『どんな状況でも迅速に妥当な判断・実行をして目的達成ができるようになる戦略理論』という説明が、ゲームを終了後だからこそ参加者の皆さんの胸に響いたようです。早速、自社の研修に取り入れたいという方もおり、大変満足度の高い会となりました。

おわりに

今回は、ゲームということで遊びの要素が強い印象がありましたが、楽しみ以上に学びの多い内容でした。
日常の仕事ではお客様の心境やメンバーの動き方などは意識しないと見えてきませんが、ゲームを通すとリアルタイムで見えてきますし、何よりも配慮したり尊重したりする行動が顕著になるのが体験してみて分かりました。ぜひ興味がある方はお問い合わせください!

今回のレポートは以上となります。次回の研究会もお楽しみに!

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