研究会の概要
皆さんは「2025年の崖」をご存知でしょうか?
2018年に経済産業省が報告した「DXレポート」は、「2025年までにDX化を実現できなかった場合、最大で年間12兆円の経済損失が発生する可能性がある」と日本企業に警鐘を鳴らしました。
日本の社会は変化を迫られているにもかかわらず、それにうまく対応できているとは言えません。
出典:経済産業省「DXレポート2(中間とりまとめ)」6ページ
令和2年に経済産業省から発行された「DXレポート2」では、分析対象となった企業の95%がDX化に取り組んでいない、あるいは取り組み始めたという段階にあることが分かりました。DX化の実現に向けて順調に進んでいる企業は少ないのが現状です。
そして、この問題の影響は大企業だけでなく中小企業や個人事業主、労働者にも及ぶと予測されています。
近頃話題となっている「ChatGPT」をはじめとするAIも、今後私たちの仕事に変化を与えることが予測されています。AIの導入が進むにつれ、既存の仕事が奪われていくことが考えられます。技術革新が進むとともに、私たちの働き方も変化のスピードが早くなっていきます。この変化に対応できなければ、時代に取り残されていき、ビジネスの世界で生きていくことはできません。
そこで、これからの時代の変化に対応し、生き残るための力「戦略的学習力(ラーニングストラテジー)」が必要になると考えられます。「戦略的学習力(ラーニングストラテジー)」とは、新しいことを学ぶ際に状況に応じて最適な学習内容や学習方法を選択し、実践する力を指します。
2013年にAIが未来の雇用に多大な影響を及ぼすことを唱えたオックスフォード大学のマイケル・オズボーン氏の論文に掲載された「2030年に雇用において必要なスキルベスト120」において1位に選ばれたことから、その重要性がうかがえます。
ラーニングストラテジーは想定外の出来事に対応するための普遍的な能力です。大きな変化の過渡期にある現代社会において、新たに必要とされるスキルを身に付けることは自身の価値を大幅に高めるはずです。
この大きな崖を乗り越えた後も、私たちの社会は急速に変化し続けるでしょう。生き残るためには、学ぶことで自分自身をアップデートし続けなければなりません。当セミナーは長く続くキャリアの中で、変化の荒波を乗りこなすための学び方をお伝えします。
カリキュラム
①オリエンテーション
②「選び方」戦う土俵と戦うスキルの選び方
③「学び方」
④「試し方」
⑤会社との付き合い方
⑥意見交換・質疑応答
講師プロフィール
堀場 英雄(ほりば ひでお)
BOOK i LAND 学長
1978年生まれ。名古屋大学卒業。
米国NC STATE UNIVERSITY(2023年にUS NEWSランキングで原子核工学分野全米3位の大学)にて修士号取得。
20代はGE、BCGといった一流外資企業でプロとしての成功を一途に目指す。30代に外資系企業の経営コンサルタントとして勤め、ロジカルシンキングや経営戦略のスキルを習得。現在は、サラリーマンをしながらも、これまでに学んだ知識や知見を活かし多読ベースの英語カリキュラムの浸透を軸とした日本の初等教育改革を推進。小6での英検1級取得に向けた学習なども支援。米難関校・ミネルバ大学の教育メソッドを取り入れた、お子さまを対象とする楽しみながら英語を学ぶ多読英語サービス「BOOK i LAND」を今春より開始。多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する力には定評がある。
著書『一生食える「強み」の作り方 「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる』日本実業出版社(2014/2/27)
セミナー詳細
セミナー詳細 | |
日時 | 2024年7月17日(水)19:00~20:00 ※18:50(開始時刻10分前)より入室可能 |
開催方法 | オンライン会議ツール zoom ご予約確認後zoomのURLをお送りさせていただきます |
参加費 | 無料 |
お問合せ先 | 03-6264-4356 iguchi@engagement.or.jp 担当:井口 |
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